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内径0.8 深さ60以上のマニホールド交差部分のバリ の発生を抑え、刃物製作により深くても正確なドリル加工が実現。 |
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PTFE(テフロン)やPFAなどのフッ素樹脂は線膨張係数が大変大きく温度の影響を大きく受けます。 |
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写真はPTFEブロックのカットサンプルです。 |
とある会社よりご相談が… ラッピング、ホーニング…、金属にはさまざまな加工、研磨方法が施されています。 |
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もちろん可能です。 しかしながら、硬い方が研磨に向いているのは金属と同じですが、有効な材質は限られているようです。 右の写真(赤矢印)は研磨後の状態です。 |
多層マイクロ流路 / 多層マイクロリアクター
材質:アクリル、PVC …etc.
線幅:50μm以上
深さ:50μm以上
*条件により異なりますのでご相談ください。
バイオテクノロジーやメディカルなどで使用されるマイクロ流路をプラスチックで試験製作致します。
刃物による精密切削加工は1枚から製作が可能、成型加工やガラスエッチングに比べて小ロット向きです。
また、プレート(チップ)1枚による流路パターンはもちろん、
樹脂プレートを2枚もしくは3枚熱融着させた多層高集積流路もご相談ください。
熱融着技術にはプレート(チップ)の大きさ・厚さ、材質などにより製作出来ない可能性もございますのでお打ち合わせが必要です。
アクリル5mm厚×3枚による熱溶着による多層集積流路(製作例)
この場合、プレートとプレートの境界は一切見受けられませんが、使用するプレートが薄くなると樹脂の 収縮影響を受けやすくなり境界線が残ります。
上記のような課題なども残るため、一度試作品を製作致します。その後、 使用上問題ないか評価いただいてから正式なお取引とさせていただきます。
刃物によるパターン制作の欠点
ガラスエッチングほど微細な線幅が 出来ないこと、
もう一つは加工時のバリで流体が想定通り流れない可能性等が挙げられます。
バリ、面粗度については良好な条件出しでの加工と、
写真のような画像測定器での拡大チェックを行い出荷致します。
加工困難な形状や、溶接が出来ない細かな部分、また接着剤の成分が許されない環境で使用する部品の溶着など幅広く使用されている技術です。
仕組みは単純。ワーク同士を超音波でこすり合わせて、熱で溶着させる技術です。
弊社では PPS , PPS(ガラス繊維40%添加材)、 PVDFなどさまざまな材料で溶着しております。加工可能な材料、形状などなど、 お問い合わせください。
樹脂の溶接は金属に用いるアーク溶接などとは違い、熱風を利用して母材と同材の溶接棒を 溶かし込む方法が一般的です。
近年はPFAなどのフッ素樹脂の溶接を開始、ヒーターの温度管理、送り速度などのノウハウが必要です。
樹脂は溶かし易い反面、溶け易いため温度管理とワークとの距離を誤ると、すぐに母材が歪んだり焦げが発生してしまいます。
金属や軽金属に PTFE や PEEK 、PFA 樹脂をコーティングします。 高い摺動性により部品の消耗を抑えるだけでなく、対象物のキズを防ぎ、また耐薬品性も向上します。
金属(軽金属)の強度を保ちつつ、樹脂の特性が要求される部品に最適です。 PTFEとPEEK 、 PFAとPEEK の組合せも可能です。 お気軽にお問合せください。(協力/淀川ヒューテックさま)
治具(Jigu)とは加工設備の能力を最大限 に生かしたり、逆に能力を補ったりする道 具です。 一度で複数の加工をする際、ワー クを保持するのも治具です。
当社は特に治 具製作に自信を持ち、それも精度の高い 切削技術となっています。
鉄製のこの治具は大きなワークを保持するための治具です。
製品自体が重いので、しっかりした治具 が必要なため金属を選択しました。製品 を縦に貫通している穴を活用してボルト 締めで固定。この冶具により、芯振れを 起こさず正確な横穴を開けることが可能 です。何よりも自社マニシングセンタの 能力を補えることが一番大きいと思います。
ワークの大きさは φ220ですが、円の側面から穴を開ける時に使用します。マニシングセンタにワークを立てて加工出来れば良いのですが、縦方向のストロークが足りない場合は、このような方法をとります。 まさに設備の能力を補う道具です。
これらPVCで作られたモノは一見すると機械部品のようですが、ワークを固定する加工治具です。
直線部分が少なくバイスなどで掴めない三次元曲面が連続するワークなどは、この手の治具が必要になります。
筒状のワーク上部に旋盤では加工しにくい偏芯穴を、マシニングセンタで加工する際の位置決めに使用します。
治具を上手に活用することにより、素早く、間違いのない加工を可能にします。どのような治具を製作するかはアイデア次第です。是非、当社のアイデアをご活用ください。